結婚相談所という存在は有名ですが、実際のイメージはどんなものでしょうか。少しさびれた駅前などで地元の行き遅れた人達を相手にしている印象で利用するのが恥ずかしいと思っている方もいるかもしれません。ですが、現在ではそうではありません。今、結婚相談所の利用者というのは、昨今の「出会い系サイトでの婚活」ブームも相まって様々な年齢や職業の方が登録するようになっており、結婚を本気で考えている方には喜ばれています。何年か前の話ですが、友達に誘われて出会い系サイトでの婚活パーティーに初めて参加しました。女友達の中には、パーティーを経験済みの人が数人居ましたが、男性で出会い系サイトでの婚活パーティーに参加した人は、全く居なかったので、どういった感じの男性が参加しているのか想像がつかず、期待半分不安半分でドキドキでした。それまでの想像では話が苦手なタイプや、陰気な印象の男性が多いのかと思っていましたが、全く想像と違って印象が良い人が沢山いました。ですからパーティーのイメージが変わったので、参加して良かったと思っています。

男という生き物は、少しでも女が思わせぶりな態度でも見せようものなら、勝手にその先の展開を期待してしまうものなんですよね。ただ単に食事をしようと言われただけなのに、これは間違いなく俺に気があるんだな。じゃあ食事の後はマンションに送っていって、今日中にやっちゃうか、などという想像を勝手に頭の中でふくらませてしまう事って結構あるんですよね。エッチができるかもしれない、という可能性がほんのわずかでもあれば、男はその先を期待して勝手にどんどん妄想が膨らんでいくものなんですよね。女の方にしてみれば、まさかそんな事態になっていようとは夢にも思わないわけです。自分はまったくそんな気がなかったのに、自分の体に対する男の期待がなぜそんなにどんどん飛躍していってしまうのか全く理解できないわけです。男と女のこうした見解のズレからトラブルが生まれることもあるわけですね。女にとっては、何度かしゃべったことのある人という程度の認識だった男が、君は俺のことを誘っていたじゃないか、と言ってきたり、女からすれば一度食事をしただけの間柄の男が、まるで恋人であるかのような振る舞いをし始めたりすることに当惑するわけですね。

女性は話を聞いてくれたことで心に信頼感が芽生え、男の優しさを感じるということがよくあるのですね。人間はまず警戒をするものです。これは生存のための根源的な仕組みなのでどうしようもありません。初めてのことには慎重になって詳しく分析していくはずなのです。だから、女性に新しい提案をしても、そう簡単に受け入れられることはないわけです。それを無視して一方的にやってしまうと、後から大変なことになってしまうのですね。仕事では、職場の女性とどう協力してやっていくかが非常に重要になってくるわけです。一緒に女性と仕事をするなら、どこかに共通の話題を持ちたいものですよね。趣味が同じだとか、小説家の話とか、軽く話し合える話題があれば、お互いに打ち解けてくるわけです。一気に仲間意識が芽生えるので、警戒心もなくなっていき、仕事で何かを頼むときに、ずっと話を通しやすくなるのですね。あの課長はオペラに本当に詳しいのよ、などと仕事以外でまず女性のほうから頼られる何かを持っていれば警戒心はおのずと薄くなるはずなのです。その仕組みを知っているだけでも対応は全然変わってきますよね。

SEXレスの問題について前回書きましたが、その背後には、いくつかの心理的な原因が考えらるようですね。EDや早漏など、身体的な問題と見なされがちな原因でも、深く探っていくと、なんらかの心因が隠されていることがよくあるようです。SEXレスを引き起こす性障害は三つの障害に分けられます。①性欲相の障害。性的な欲望が障害されている症例で、性欲低下障害と性嫌悪症に分けられます。②興奮相の障害。男性ではED、女性では腔潤滑不全です。いわゆる「濡れない」こと。③オルガスム相の障害。男性では睦内射精障害を主とする遅漏と早漏。女性ではオルガスム障害、すなわち快感が得られない現象です。このような障害がひとつでもあればSEXレスになり得るわけですよね。場合によっては複数、あるいはすべてにわたってすべてが障害されていることもあります。さらに、病型に分類すると次のようになるようですよ。①生来型。その性機能不全が、初めての性体験からずっと存在しつづけている場合。②全般型。その性機能不全が、ある特定の刺激・状況またはパートナーに限られていない場合。③心因型。心理的要因による性機能不全。以上のようなことを踏まえてSEXレスという問題は考えなければならないということなんですよね。

色んな女性雑誌で夫婦関係について特集されていたりします。そしてどの特集も夫婦間のSEXレスの深刻化を嘆いています。本当にSEXレス状態にある夫婦というのは物凄い数になってますよね。SEXレスじゃない夫婦を探すほうが難しいんじゃないかと思ってしまいます。 さらに気になるのは、SEXレス状態の深刻化と同じように、精神的な結びつきもほぼ感じていないということではないでしょうか。会話がほとんどない、あったとしても日常的なうわべの会話だけ、という状態の夫婦の多さに唖然としてしまいますね。年々深刻化している状況なので、いずれ大きな問題として多くの人に目に見える形で噴出してくるんじゃないかと思ってしまいます。 現在まだ結婚していないギャルなどの世代も、このような状況を知っているでしょうし、自らの親がそのような状態である可能性もあるわけです。そのような社会で結婚しようという意欲が湧いてくるかというと疑問ですよね。特定の異性と付き合わず、出会い系サイトでその都度お相手を調達するようなギャルが増えているのも、このような社会の影響を無意識ながらも受けているんじゃないかとも思ってしまいます。

人との会話で満たされるという体験が、いかに「人」にとって大切なことなのかということが、前回書いた内容からもよく分かると思います。「共感」「承認」してもらうことで、ただそれだけで人生を幸せだと感じる事ができますからね。逆にそれらがなければ、どんなにお金があったとしても幸せだと感じることはないでしょう。普通に暮らしていて「共感」「承認」を得られる人間関係がどんどんなくなってきているという現象が、出会い系サイトへの多くの人の大量流入を招いているのかもしれません。出会い系サイトで出会う全く知らない者同士であれば、何の利害関係もなく純粋な関係を築くことができるので、自然と相手に「共感」や「承認」を与えることができるというのがあるんだと思います。出会い系サイトでの出会いで、「運命の出会いだ！」と感じる人が結構な割合でいるのは、「共感」や「承認」を感じることのできる出会いを出会い系サイトで体験しているということの証拠であるようにも思いますね。これからの時代、さらに出会い系サイトを使う人が増えてくるのは間違いないことでしょうね。

40～50代の多くのサラリーマンが、出会い系サイトでの出会いが心の拠り所にしていると、よく言われたりします。この年代の男性は、子育ても一段落して、子供が小学生や中学生になって、家での存在感が全くなくなっているケースが多いとか言われたりしていますよね。奥さんからは煙たがられ、子供も昔のようには話しをしてくれない。家にいても自分の存在価値をほとんど感じられないというような状態であることが多いのでしょう。そして仕事面でも特に充実していないといような人も多いでしょうから、そうなると本当に人生の意味を失ってしまっているといっても過言ではないのかもしれません。そのような心境で出会い系サイトを使って、若いギャルとかに出会うと、日頃は自分の話しなんて全然聞いてくれない人ばかりなのに、色んなことを話ししてくれて、アドバイスを求められたりもする事があったりするわけです。目の前の若いギャルに自分の全てを捧げたいというくらい思い詰める気持ちになってしまうことも多々あるということが、よく分かりますよね、このような背景を理解すれば。この年代の男性が出会い系サイトを一番重宝し、なくてはならないものになっているのかもしれませんよね。

家族のような絆が一番大切で、その次に学校などでの友達が大切、そのような感じで人との絆の強さは順序がある、そして最も唾棄すべきものがナンパや出会い系サイトなどで繰り返される全くの偶発的な性行為のみを目的とした出会い、というのが今までの常識だったと思います。そのような観念はある年代以上の人の大部分がまだ持っていて、若くなるにつれてどんどんそのような観念が薄れていくということではないでしょうか。ナンパされたり出会い系サイトを使った事があるギャルなどは、もうそのような欺瞞に完全に気付いているわけですよ。ほとんど心の交流もない家族が自分も含めて凄く多くて、ナンパや出会い系サイトであっても、お互いを満たし合う存在になる得ることが結構あるんだということを。もちろんただ性欲を満たしたいだけの相手を物としか考えていないような男性もいることはいるわけですが、そのような男性と、普段から娘と会話することさえできない父親に何か差があるんだろうかと思ってしまう若い女性って本当に多いようですね。ただ単純に出会い系サイトは悪いもので使ってはダメだと言ったところで、そう言っている人に説得力が全くないというような状況が至る所で存在しているわけですよね。

「寂しさ」というのが現代社会の問題の根底にあるのかもしれません。世間を揺るがした秋葉原事件とか、その他のいくつかの事件も、事件が起こる根底にあるのは人間関係から阻害された「寂しさ」にあるわけですから。その寂しさをうまく誰かが埋め合わせることができれば、多くの事件が防げる可能性があるわけですね。事件とかまで発展しなくても、「寂しさ」ゆえに心が病んでしまったり、人生を楽しいものだと感じられない人というのはかなりの数に上ると思います。そのような状況を「出会い系サイト」という存在がすべて埋め合わせられるわけではもちろんありませんが、寂しさを埋め合わせるきっかけを作ることは十分にできると思います。そしてそのように機能している例も沢山見てきました。出会い系サイトがきっかけとなって人づきあいがうまくできるようになったという若い女の子や男の子って本当に多かったりするんですよ。そのあたりの機能というのはもっと見直されてもよいように感じます。そして出会い系サイト以外にも、社会にそのような場所がもっともっと増えていけばよいと思います。出会い系サイトで熟女系の人妻に若い多くの男性がむらがるという現象もその一端を表しているのかもしれませんね。人妻と出会い系サイトでセックスする超簡単な方法といったような情報サイトも今は本当に多いですしね。誰しもが癒しを求めているということなんでしょうか。なかなか生き抜いているのが難しい世の中ということなのかもしれません。

10代のギャルが出会い系サイトに出没すると、本当に多くの男性から大量にアプローチがきて、チヤホヤされる感があるのは間違いないです。リアルの世界では男の側にも照れがありますから、ストレートに好きだとか可愛いとか言えないですけど、出会い系サイトで顔を晒さずにサイバーベースでのやり取りであれば、恥ずかしい事でも何でも言えちゃうんですよね。だから普段は全く言われないような褒め言葉を連発されるという状況が多くの女子高生の身に起こっているわけですね、出会い系サイト上では。そのような経験を一度でもするとやっぱり誰もが止められなくなってしまいますよね。ちょっとでも寂しい気持ちが湧いてくると出会い系サイトを使ってしまうという女子高生が多いのは、そのような構図があるからだと思います。誰かが私を見てくれている、そして欲してくれているという感覚は寂しさを埋め合わせるのには最高ですからね。そして実際に会ってエッチをするという段階までいくと、またリアルな強烈な刺激を体験することになるわけで、そこからは更に大きな刺激を求めていくという段階に入っていくわけですね。